暗号通貨勉強会:Celsius・Maker Daiその他

この内容について話したポッドキャストです。 ■LidoのstETHの影響でCelsius 引き出し停止 Lidoはステーキングサービスで、ステークした通貨と同じ価値にペグしたLidoの通貨が発行される。例えばEtherをステークすると1 ETHあたり1 stETHという通貨がミントされる。ここで得られたstETHでETHを買って、そのEthをまたステークしてstETHをミントする、と繰り返すことができる Lidoでは412万ETHがステークされ、これはBeacon Chainにステークされた全ETHの31.9%を占めた stETHのETHへの交換(stETHでETHを買う)がもっとも行われていたのがCurve。ここで、stETH-ETHのリクイディティプールの比率は1:1であるべきだが、これがETH:stETH=2:8となり、stETHのETHへの交換が難しくなり、stETHのETHへのペグがはずれだした 一方Celsiusは、ETHに6-8%の利子を出してETH預金を集めており、これをLidoで運用、パブリックなCelsiusのウォレットだけで$475M 分のstETH(40

06/04 2 min read
Cryptocurrency

暗号通貨勉強会:Otherdeed、Stripe、Fidelity、ENSなど

下記の内容について話した勉強会のポッドキャストです。 ■Otherdeedの土地NFTが販売開始 * Yuga Labsが、 Otherside メタバースの土地「Otherdeed」を一件あたり305 ApeCoinで販売開始、55,000個が3時間で売り切れた。Yuga Labsの収益は$318.7Mに。OpenSeaもその影響を受け、の1日あたりの取引高が史上最高の$470Mとなった * Otherdeadのミントで$177Mのガス代が費やされ、Ethereumのガス代は8000 GWEIまで高騰。 * Etherscanもダウン * 将来的にはApeCoinオリジナルのチェーンを作るとYuga Labsは発表 * ApeCoinはピークの4/28に$27.58Bの市場価値に ■Stripeでのステーブルトークン支払いが可能に * 売り上げ$7.4B(1兆円弱)のペイメントプラットフォーム、Stripeがステーブルコインを使った送金を可能にすると発表 * Stripeを使ったマーケットプレース等が、自社のコントラクタ等に支払いをする際に利用できるよう

05/07 2 min read

暗号通貨勉強会:Roninブリッジハック、Terraリザーブ$3Bなど

このブログの内容について話した勉強会の録音は上記に ■Axie Infinityハックのその後 * 人気NFTゲーム、Axie Infinityが利用するRonin Networkへのブリッジがハックされ、173,600 EtherとステーブルコインのUSDCが25.5M(3月29日時点の価格で総額$612M)が盗まれた * Axie Infinityの開発元のSky MavisはRonin Bridgeの9個のバリデータノードを持ち、うち5つが取引をバリデートする必要があるが、今回のハックでは、Sky Mavis自身が運営するバリデータノード4つと、Axie DAOが運営するバリデータノード1つのプライベートキーが盗まれた * 3月23日にハックされたが3月29日まで気づかなかった * 4月6日にSky Mavisは$150M調達。投資家はBinance、a16z、Paradigmなど。この調達と元々Sky Mavisが持っていた資金を合わせて今回のハックで失われた分は全て補填すると発表 * 盗まれた額の多くはまだハッカーのウォレットにある

04/08 2 min read
Openchain

日本発Ethereum互換チェーン「Japan Open Chain」β版を公開いたしました

ブロックチェーン関連スタートアップのG.U.Technologies株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:稲葉大明、近藤秀和)は、株式会社電通、株式会社みんなの銀行、ピクシブ株式会社、京都芸術大学、コーギア株式会社と共同で運用する日本法に準拠したオープンなEVM互換ブロックチェーンを立ち上げることで合意するとともに、ブロックチェーン・ネットワーク「Japan Open Chain」メインネットのβ版を公開しました。 Japan Open Chainでは、まず技術的な安定性を確保することから、主にEthereumテストネットで長年の実績があり、世界中のコミュニティがメンテナンスしているソフトウェアであるGo Ethereumを採用いたしました。さらにProof of Authority(PoA)コンセンサス・アルゴリズムを採用することで、低電力で非常に環境負荷の低いブロックチェーン運営が行えるとともに、1000tpsを超える速度と安価な手数料を実現しております。 PoAコンセンサス・アルゴリズムにおけるブロックチェーンでは、運用者であるバリデータ(検証者)の信頼が重要です。本チェ

04/05 5 min read
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